設定

Satcat SDKの設定（認証情報やタイムアウトなど）は、3つの方法でできます。

設定ファイル内で設定する

ほとんどのユーザーに推奨されるのは、JSON形式のファイルを使用する方法です。このファイルに値を記入することで、satcat.sdk.settings モジュールで公開されている全ての設定項目を指定できます。

デフォルトでは、SDKは現在のディレクトリにある config.jsonファイルを自動的に読み込みます。別のファイルを読み込ませたい場合は、シェル環境変数SATCAT_CONFIG_PATH にファイルパスを指定してください。

config.jsonファイル内では、satcat.sdk.settingsに含まれる任意の項目を設定できます。例えば、auth_client_idとauth_client_secretを設定する場合、次のように記述します。

    {
        "auth_client_id": "<api key client id>"
        "auth_client_secret": "<api key secret>"
    }

環境変数を用いて設定する

satcat.sdk.settings内の設定項目は、環境変数を使用して設定することもできます。設定する場合は、設定名を大文字にし、先頭にSATCAT_を付けた環境変数を定義します。例えば、auth_client_idとauth_client_secretを環境変数で設定する場合、次のように指定します。

    SATCAT_AUTH_CLIENT_ID="<api key client id>"
    SATCAT_AUTH_CLIENT_SECRET="<api key client secret>"

Pythonスクリプトで設定する

Satcat SDKを使用するPythonスクリプト内で、実行時に satcat.sdk.settings内の項目を直接設定することもできます。例えば、auth_client_idとauth_client_secretを設定するには、次のように記述します。

    satcat.sdk.settings.settings.auth_client_id = "<api key client id>"
    satcat.sdk.settings.settings.auth_client_secret = "<api key client secret>"

認証

Satcat SDKは Satcat APIスイートのクライアントライブラリであるため、Satcat SDKを使用するにはSatcatプラットフォームへの認証が必要です。認証にはAPIキーが必要になり、Control Centerで作成および管理できます。

API キーを Satcat SDK に接続するには、以下の設定を使用します。

settings.auth_method = "client_credentials"
settings.auth_id = "<your client id>"
settings.auth_secret = "<your client secret>"

認証​

認証